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Kamakura - Narita - London - Southampton

5/7 (水)          薄晴

ニ回の5月旅のため、長年やってけっこう気に入って
いた3Kバイトを連休前に首になった。 昔と違って長い
休みを取れなくなってしまったからだが、今行かなければ
93年のようにいつまでも後悔することになる。 つまり、
満腹と後悔か、飢えと充実か、ということだ。

格安券があったので初のヴァージン・アトランティック
直行便。 客室乗務員は男が半数くらいですこし変。
午前成田発、同日午後遅くロンドン・ヒースロー着。

チューブでウォータールー駅。 列車でサザンプトン駅。
駅の近くは真っ暗で閑散としているので、賑わうパブ
を見つけて姉さんに近所の宿を教えてもらいHTL S
46£に投宿。 古い探偵映画に出てきそうな渋い宿。






off Southampton, Trophee Jules Verne catamaran - London

5/8 (木)          曇時々薄日時々小雨

港まで歩き、女性だけでジュール・ヴェルヌ杯に挑戦する
28m双胴艇の披露式へ。 94年に撮りそこなった元〈エンザ・
ニュージーランド〉だから無理して来たのだ。 写真家の
マルティネスが珈琲を飲もうと言うがまだどこも店が開いて
いない。 にこにこ御大のフェヴリエも来ている。

0915から1030まで船で帆走を追いかけて撮影。 港の式
ではピート・ゴスがシャンペンの口を切る。 トレーシー・
エドワーズ艇長はとても嬉しそうで素敵な笑顔。

ダブルフーパーとカプチーノ計3.4£で休憩して、列車で
ロンドン・ウォータールー駅。 チューブでヴィクトリア駅。

まだ明るいのでいつもと違う宿を探し、B&B G 一泊朝食
付25£に投宿。 惣菜屋で春巻、肉野菜炒め、クッキー、
ジュース計2.79£を買い、夕食にする。






London - Greenwich cruise - London

5/9 (金)          晴後曇

チューブ一日券3.2£を買い、市内散策。

ウエストミンスター埠頭からグリニッジまで船で
往復6.7£。 サー・フランシス・チチェスターの
〈ジプシー・モスIV〉、ティークリッパー〈カティサーク〉、
観測所を見て、ビーフ湯麺3.1£をいただく。

ジュース2本とクッキー計1.59£。






London -

5/10 (土)          曇

ヴィクトリア駅からチューブでヒースロー空港。
昼一のヴァージン・アトランティック直行便成田
行きに乗機。 男性乗務員が多くてやはり変。






- Narita - Yokohama - Kamakura

5/11 (日)          薄晴

午前、成田着。
NEXで横浜駅。
現像に出して電車で帰宅。






Kamakura - Narita - Paris

5/15 (木)          曇

日程きつく格安券は取れず、割安券があったので
今回は全日空1145成田発巴里行き直行便に乗機。

同日午後遅くCDG着。 郊外線46Fで市内ノール駅。
アラブ人のニャンコ宿220F+朝食25Fに投宿。

ハムサンドとリンゴジュース計30.5F。






Paris - Brest

5/16 (金)          曇時々晴一時雨

0940モンパルナス駅発1400ブレスト駅着の列車。

駅近くのレトロHTL V 一泊170F+朝食33Fに投宿。
おきゃんな若マダムはやはりいない。
魚サンドウイッチ、フリッテ、オレンジジュース計24.9F。

新聞数紙、チョコ、マカロン、グレープフルーツジュース
を買う。






Brest - ferry - Ouessant - ferry - Brest

5/17 (土)          曇時々小雨

ブレスト港まで歩き、0830出港の仏北西端ウエッサン島行きに乗船。
どんよりと泣きそうな空で客はあまりいない。 名高いル・コンケに
寄港し、岸壁だけのスティッフに1100入港。

生活物資と自動車は船のクレーンで陸揚げ。 中心部のランパウル
までミニバス。 吹きっさらしのだだっ広い草っ原をジュール・ヴェルヌ
杯のスタート/フィニッシュライン一端になっているあのクレアック灯台
まで合羽で歩く。 寒くて風の強さも半端じゃないがなんだかうれしい。
93、94年と、事前に知っていながら逃したヴェルヌ杯記録にもうすぐ
やっと立ち会えるのだ。 風雪に耐えた黒白だんだらの高い旧灯台は
見事な存在感でなかなか。 想いは千々に乱れ崖の上でしばし佇む。
地の果てみたいな島だがいいとこだ。

小さな村ランパウルまで戻って散策。 他に客のいない古くさいけれど
気さくな店で鉱泉水と熱いショコラ3杯、ソーセージ計55.95Fで冷えた
身体を温めながら新聞を読む。 スティッフまで歩き、こんな岩場にも
あちこちに可憐な花が咲いているのに気づいて胸が熱くなる。
1700出港最終便乗船。 サンマチュー灯台を見て1930ブレスト入港。

北京スープ、肉焼きそば、ジャスミン茶計75Fをいただく。






Brest, Trophee Jules Verne

5/18 (日)          晴

バス一日券で港往復。

プレス登録で並んでいるとすぐ前のフェヴリエが旧知
の姉さんを後ろから指でつついてお茶目。 デザイナー
デュオの内の一人、マルク・ヴァン・ペテゲム、スポンサー
のスポル・エレック社社長と挨拶。 やきもきした到着は
いよいよ明日朝がほぼ間違いないらしく0430までに港
集合とのこと。 タクシーを予約する。

ステーキサンドとコーク計30F、ダブルフーパーバーガー、
フリッテ、オレンジジュース計35.9Fをいただく。






Brest - off Ouessant, Trophee Jules Verne finish - Brest

5/19 (月)          早朝雨後晴強風夜小雨

0330目覚し時計で起床。 0400に玄関に出ると、ザックを担いでいる
ので夜番のフロントに夜逃げと間違われる。 宿賃は先払いしてある
のに。 約束どおりタクシーが到着して疑いが晴れ、寝静まった街を
港へ。 十数隻の取材艇の暖気運転と興奮が交錯して港だけは
別世界。

0530出港してウエッサン島沖合のフィニッシュラインまで真っ暗な海
を数時間。 ザックから朝飯がわりの板チョコを出して齧る。
雲間から神々しい光が射す夜明けに彼らは突然現れた。 93年以来
何度も涙を拭った末の新記録。 27.2m三胴艇〈スポル・エレック〉は
目盛りのような艇胴意匠が新鮮。 金属部品周囲の茶変色が71日の
航海を物語る。 たくさんの取材艇が近づこうとするので長髪の"提督"
オリヴィエ・ド・ケルソゾン艇長はかなり神経質になっている。

ブレスト水道まで入って来ると大小の観覧艇、軍艦や消防艇の放水
も加わってもうお祭り騒ぎ。 1330に下船すると暑いくらいの港は既に
ものすごい人。 大歓迎式典が延々と続く。

ネタ埋めで自分のことが載っている新聞を買い、ダブルフーパー
バーガー、フリッテ、オレンジジュース計35.9Fをいただく。






Brest - Paris

5/20 (火)          雨後曇

新聞数紙を買い、1259発のTGVで1720巴里
モンパルナス駅着。 メトロでノール駅。

ニャンコ宿L 一泊250F+朝食25Fに投宿。
出版社にファクス数本を送る。

安中華の豚肉ブロッコリ炒め、チョプスイ、
炒飯、鉱泉水計48.3Fをチンしてもらって店で
いただき、中国菓子とオレンジジュース計12F
を宿でいただく。






Paris

5/21 (水)          雨時々曇後雷雨

宿からまたファクス数本。 帰り便まで必ず間に合うと
言うので、宿近くの写真屋でフィルム14本現像に出す。

カルネ46Fを買い、メトロで大きい本屋をまわり資料本
2冊購入。 フィレオフィッシュ、フリッテ、オレンジ
ジュース計26F。 シャンゼリゼの全日空で便再確認。
混雑する場末で19Fのバッグと15Fの傘を買う。

また安中華屋でイカ野菜炒め、チョプスイ、炒飯、青島
ビール計50.55Fをチンしてもらって店でいただき、春巻、
揚げ物、ジュース2種計29.5Fを宿でいただく。






Paris, mvpvlp

5/22 (木)          曇一時晴一時雨

ブレストで約束していた〈スポル・エレック〉の設計者で
〈ビスキュイ・カントルー〉、〈プリマガズ〉などでも有名な
マルク・ヴァン・ペテゲム/ヴァンサン・ロリオ・プレヴォ
の時間が取れ、メトロでバスティーユのアトリエに行く。

マリーナの真ん前、古い建物奥で洒落た内装。
昔送った〈ピエール・プルミエ〉の記事を覚えていてくれ、
ちゃんと保存しておいてくれてあってうれしい。
以前手紙を何度も送っては計画していたがやっと実現。
設計図前で撮影させてもらう。 まことに巴里。 迸る
才能を若さと自由と独創とシャイと気さくさが包む。

またまた安中華屋で豚肉野菜炒め、チョプスイ、炒飯、
ワンタン麺、コーク計64Fをチンしてもらっていただく。






Paris -

5/23 (金)          曇時々晴

昼前に無事現像が上がる。 一本55Fと日本より高い
のは仕方がないが、スリーブ仕上げでもカットしない
一本まるごと保護フィルム入りで、丸めてあり嵩張る
のには参る。 駄目にされるよりはずっと良いが。

ノール駅から近郊線でCDG空港まで。
2000発全日空成田行き直行便に乗機。 宿の朝食
の後は何も口にしていないので機内食いとうまし。
昔から旅ではほとんど昼抜きだが、夕飯節約のため
モースグシコーキ、モースグシコーキと呪文を唱えて
いたのだ。






- Narita - Yokohama - Kamakura

5/24 (土)          曇

午後、成田着。
NEXで横浜駅。
電車で帰宅。






Kamakura - Chigasaki, jibikiami - Kamakura

6/1 (日)          晴

海岸サイクリング道路を自転車で茅ヶ崎海岸。
0600から0930まで地曳網を撮影させてもらう。
相模湾沿岸では何ヶ所もやっているが、ここだけ
は素の木造和船なのが良い。 他はFRP船や
木船でもペンキ塗り。
船出しから網入れ、地曳き、仕分け、調理まで。






Kamakura - Chigasaki, jibikiami - Kamakura

6/8 (日)          晴

海岸沿いに自転車でまた茅ヶ崎海岸。
0630から0930まで地曳網を撮影させてもらう。
同じ和船でも海船の船型は川船よりぐっと深く
水押も高く突き出して勇ましい。
海岸に数隻朽ちて打ち捨てられている和船。


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